SSブログ

経営陣が自社の状況も把握できず、お客様に合わせて仕事を受ける・・・その後は。

更新ですが、経営陣が自社の生産能力すら把握できなく、仕事を受注するとしたら・・・仕事をこなせるでしょうか?
個人的に考えることは、結果として仕事がこなせず・・・納期遅れになると思います。

これって、製造業としては最悪なのではないのでしょうかね。
短納期で大量の仕事を抱えるとなれば・・・当然ですが、現場に思っている以上に負担が掛かります。
さらに、会社の機械設備が足りないともなれば、ますます・・・仕事をこなそうとしても、物理的に不可能です。

それに、経営陣の考えている作業工程と実際の作業工程が違う為に・・・作業時間がずれているわけです。
実際の作業工程が4つも5つも抜けていて、その作業の個数が200とか300の数量となれば、どのくらいの時間のずれになるのかって事ですね。
経営陣のある方は、間違った作業工程で計算してできると都合よく考えてしまうわけですが、作業工程が抜けていては・・・正確な時間は計算できません。

そうなんです、間違った計算で仕事ができると思い込んでいる為・・・すべてが間違っているわけです。
というか、経営陣が管理できていないのに・・・現場にいちゃもんをつけるわけですが、現場は冷静です。
作業工程と実際の作業時間を考えれば、完全に不可能なんです。
管理となれば・・・まず思い浮かぶのは、4Mです。
人・材料・機械設備・方法です。
マン・マシーン・マテリアル・メソッド・・・となります。

以上に関しては、現在の会社で教わったわけではありません。
以前に働いた会社で教わったことです。
ということは、今の会社では・・・知らないみたいですね。
仕事の進め方にしても、PDCAという基本的な部分もあるはずですが・・・今の会社では、これも無いようなのです。
こんな状況で、どうやって仕事を進めているのか・・・理解に苦しみます。というか、本音を言えば不明です。

自分が感じてしまうことは・・・やっぱり基本的な部分が無いのですから、口先だけで誤魔化す運任せの会社なのかもしれませんね。
こう感じてしまうことは、現実の会社を見てしまうと・・・やっぱり残念としか思えないわけですね。
社員に基本的な教育もできず、経営陣が思うがままにやりたい放題ともなれば、社員との不満も多くなりますし、ワンマン経営となれば、都合の悪いことは隠蔽するでしょうし、さらに責任転嫁もあるわけです。

これが日本の起業かと思えば・・・最近製造業の問題が発覚してニュースになっていることが全てなのでしょうかね。
経営陣は、現場の負担も考えず利益や納期を優先して、現場サイドは改ざんや不正して納期をする・・・これが日常化すれば、製造業は崩壊ですし、日本の信用も世界から無くなるかもしれませんね。

日本の品質に対する世界の信用は、日本のクオリティーに対しての信用ではないかと思うわけですね。
一部の経営陣によって、会社が良くなるのか、悪くなるのかが決まってしまうのではないのでしょうかね。
そう考えると、会社としての基礎的な部分がきちんとしていないと・・・お客様の期待や信用にお応えする事ができなく、ましてや・・・会社の利益追求しか考えず、生産能力以上の仕事を受注するとしたら・・・最悪の結果しかないって感じますね。

経営陣が自社の生産能力や問題を認識できなければ、お客様からも相手にされなくなりますから、終わりです。
バランス感覚と基本的な教育、仕事をする体制づくりが必要だと思いますけどね。
仕事ができない体制のまま、仕事を受注しても・・・ということになります。
さてさて、この状態で経営陣はどうするのでしょうかね?
経営陣が、責任ないって言っても・・・社員のせいにしたら、経営陣自体が管理できていないとなりますから、笑うしか無いですよね。
責任を取るのは社員ではないですからね。
責任を取るのは・・・経営陣ですからね。
そうなると、経営陣が無能となりますからね。
でも、日本の企業は・・・そういう会社って、トップが逃げちゃうんですよね。

nice!(0) 

nice! 0